皆さんこんにちは、ルチエンですよ( ^∀^)
さて皆さん母語はなんでしょうか?(・ω・) おそらくこのブログ読んでる大半の方の母語は日本語かと思いますが。日本人は日本国内なら生活も勉強も仕事も全て母語の日本語だけで済みますよね、英語を一言も知らなくても正直全く困りません(・ω・)
ところがこの母語で全てを済ませるということは世界の大半の国では一般的ではありません。特に大国に振り回され続けてきた小国では母語だけでは生きていけないのです。今回はウズベキスタンの記事を取り上げたいと思います。
そんな悠久の歴史に彩られたウズベキスタンですが19世紀にロシア帝国の支配下に入ります。そしてロシア文化中でもロシア語が徐々に浸透していきます。
結局ウズベキスタンが独立できたのはソ連崩壊後の1991年になります。それから民族と国家固有の言語であるウズベク語の再興が図られているのです。しかし実際のところ簡単ではありません。永きに渡りロシア語が浸透してきましたので、よって現実的にはロシア語とウズベク語の二重言語状態が続いてますね(・ω・) 特に大学教育などの高等教育ではロシア語に頼らざるを得ません。
今回の記事によりますと、ウズベク語を決して強制するのではではないが、国家の強固な統一のためにもウズベク語の発展と普及が望まれるとあります。学校以外でも無料のウズベク語教室を開くなどの試みが行われています。また情報技術系などの高等教育にもウズベク語をさらに導入していくとのことです。
実はロシア語と民族国家固有の母語との軋轢はウズベキスタンだけでなく旧ソ連構成国全ての問題でもあります。度々取り上げてるウクライナもまさにそうですね。ウクライナ語とロシア語の二重言語状態が続いてます。
今回の例でも分かるように、母語だけで全て済ませられるというのはまさに大国の特権です、つまり日本語も世界的には相当強い言語ということになります。
出典はこちらになります。
https://ca-news.org/news:1545443
それではまた
Пока( ^∀^)