皆さんこんにちは、ルチエンです( ^∀^)
はい最初に言っときますが今回は割と真面目な記事になります(・ω・) 皆さんヨーロッパの日というのをご存知ですか?毎年5月5日あるいは9日に行われてまして、ヨーロッパの統合と平和を祝う日になってます。写真のように欧州旗を掲げて祝います。日本人には馴染みがないですね。統合=EUですから政治的な性質が強い記念日です、イギリスがEU脱退するのでなおさらです(・ω・)
実はウクライナではヨーロッパの日を2003年から毎年5月の第3土曜日に祝おうと当時の大統領命令で正式に決定しました。その結果ウクライナ中央政府はもちろん地方政府も盛大にヨーロッパの日を祝うことになりました。特に強調されたのが、ウクライナとEUの結束、共通の価値観、共通の歴史ですね。
しかしウクライナは未だEUはもちろん北大西洋条約機構にも加盟してません。つまりヨーロッパにあるだけで、ヨーロッパ統合の組織とは無縁のままです。なのにこんなに毎年盛大にわざわざ祝うのか??(・ω・) 理由はもちろんロシアから離れてEUとくっつくためです。じゃなきゃ毎年盛大にこんなお金のかかるイベントやりません。
そんなウクライナですが、大統領も新しくなったので今年は特に盛大に祝うようですね。ウクライナ人の愛国心や誇りを高めるような行事もあります。
またEU各国からの大使も招いて色々と話すみたいですね(・ω・)
しかしこれぞまさに小国の悲哀だと思います。ウクライナはEUとの結束と言ってますが、念頭にあるのは口には出さなくとも要は大国のドイツフランスイギリスとの関係ですよね、イギリスは抜けちゃいますが。
正直な話、ドイツ人やフランス人は東ヨーロッパの人間を同じヨーロッパ人とは全く思ってないです、これ私がヨーロッパに行った時の正直な感想です(・ω・) 共通の価値観、共通の歴史なんてウクライナは強調してますが、ドイツ人が聞いたらむしろウクライナと一緒にされて屈辱と感じるはずです。ロシア人をはじめ東ヨーロッパのスラブ系民族はいわゆる西欧社会で強烈な差別を受けます。これが現実です。
しかもウクライナは、ロシアと民族的に極めて近く言語もほぼ同じです。ロシア語が母語のウクライナ人もたくさんいます。共通の価値観、共通の歴史はむしろロシアと共有してます。未だにロシアへ働きにいくウクライナ人は旧ソ連構成国の中でも多い方です。しかもウクライナとロシアはかつて同じ一つの国でした。まさに共通の歴史を共有してます(・ω・)
出典はこちらになります。
それではまた
Пока( ^∀^)