皆さんこんにちは、ルチエンですよ( ^∀^)
さて当ブログでは度々アメリカの移民問題を取り上げてきましたね。移民問題の次に起こる問題って何でしょうか(・ω・)? それは言語問題です。現地の公用語と移民たちの母語が異なるので言語の摩擦が起こるんですよね。さらに双方がお互いの言語を理解できない場合深刻な誤解も生じますね(・ω・)
なので言語の問題は非常に繊細な問題となります。この度アメリカ・フロリダ州で言語に関するある決定が下りました。
はい今回の言語に関する決定なんですが、2020年の大統領選挙に先駆けて、全ての選挙関連資料にスペイン語版を用意しなければならないという決定です。フロリダ州はアメリカの一部なので当然英語が公用語ですがね(・ω・)
以前プエルトリコの記事を取り上げましたね。https://ruchien.hatenablog.com/entry/2019/05/08/185152
実はフロリダ州、プエルトリコからの移住者が非常に多いんです。2017年だけで56,000人以上がプエルトリコからフロリダに移住してきました。2000年に479,000人だったフロリダ在住のプエルトリコ出身者が2015年に100万人を突破してます。
そしてプエルトリコはアメリカの一部とは言えスペイン語が主流です。なので今回スペイン語版の選挙資料を準備しろという決定が下ったのですね。プエルトリコの人々にとって英語は外国語に過ぎません、母語はあくまでスペイン語です。
ここで興味深いのが、プエルトリコはあくまでアメリカの一部なのでプエルトリコの人々はアメリカ国籍を持ってます、なので今回の件は移民問題に分類できないのです。スペイン語=メキシコや中米からの移民問題とセットで語られることが多いですが、プエルトリコの人々は生まれながらにアメリカ人ですので、ただし母語はスペイン語です。なのでけっこうややこしいことになってます(・ω・)
ついでにですが、フロリダ州にはカリブ海のキューバからの移民が非常に多いです。最近でこそ中米からのキャラバンばかり話題ですが、以前はキューバからボートでフロリダ州に不法入国しようとするキューバ人が話題になってたんですね(・ω・)
キューバ人の母語もスペイン語ですね、なのでフロリダ州ではスペイン語はもはや必須言語になりつつあります。
以上言語問題に揺れるフロリダ州でした。プエルトリコの人々はアメリカ人なので移民には当たりません、ここ法律的に重要です(・ω・)
出典はこちらになります。
それではまた
Bye( ^∀^)