ルチエンの海外ご当地ニュースですよ

英語 ロシア語 中国語 日本語ができるマルチリンガルのルチエンです。主にロシア語圏、中国語圏、英語圏のご当地ニュースを翻訳・要約して皆様に提供致します。

カリブ海の楽園を襲う少子化・人口統計学の冬。。。沈みゆく常夏のプエルトリコ

皆さんこんにちは、ルチエンですよ( ^∀^)

 

さて少子化、最近ずっと聞く言葉ですね。日本の人口はますます減ってますので。。。ただし少子化に悩むのはなにも日本だけじゃありません。先進国はもちろん世界の意外な地域でも同様の問題は起こってるんです(・ω・)

 

今回取り上げるのはカリブ海の島、プエルトリコ です。野球選手がホントいっぱいいますね( ^∀^) 鹿児島県と同じくらいの面積ですよ。

 

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こちらプエルトリコの景色。これは絶景。。。碧く輝く美しいカリブ海に飛び込みたいですね( ^∀^)

 

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プエルトリコのビーチの風景。あの女性はどこへ向かうのか。。。(・ω・)

 

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はい当然ながらマリンスポーツは盛んですよ( ^∀^)

 

 

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プエルトリコはここにあります。グアム同様アメリカの海外領土という位置付けになります。元々スペインの植民地だったので今でもスペイン語が主流ですね(・ω・)

 

 

はいこのカリブ海の楽園プエルトリコが危機に瀕しております、まさに沈む勢いなんです。。。津波がやってきて沈むんじゃありません、少子化の波が押し寄せて沈みそうなんです。。。(´⊙ω⊙`)

 

「まさに人口統計学的な冬がやってきた」と専門家は述べています。常夏の楽園に冬がきたとは!(◎_◎;) しかもその冬は当分の間去りそうにありません、もしかしたらずっと冬かもしれないとのこと。。(´⊙ω⊙`)

 

どれくらいの冬かと言いますと。。。

2006年に251,000人いた5歳児児童の数は2017年に146,000人に激減、42%の落ち込みを示したらしく。学童児童の数は883,000人→609,000人と30%の落ち込みです。わずか10年くらいの間に激減です。プエルトリコの赤ちゃんはどこに行った?子供はどこに行った??というのが日常になっております。。。

 

さらに拍車をかけたのが、財政破綻と2017年に直撃したハリケーン被害とのこと。。。この結果少子化に歯止めがかからなくなりました。

 

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こちらハリケーンが直撃した時のプエルトリコ。皆さん必死に避難しています。

 

そして故郷を捨てアメリカ本土に渡る人々が激増したようですね。。。2009年に390万人いた人口が2018年に310万人に激減。。。!(◎_◎;) たった9年で人口が20%近く消えたことになりますね。戦時中でもないのにここまで減るとは。。。そしてさらに少子化に拍車がという悪循環です。

 

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常夏の楽園プエルトリコに訪れた人口統計学の冬・・・これはいつになったら再び夏が来るのか。。(´⊙ω⊙`)

 

子供が減ってしまったせいか、公立の学校はどんどん閉鎖されていますね。もっと魅力的な学校を創設することで、アメリカ本土の人々を呼び戻すことも検討されてますが、財政破綻している現状で可能かと。。。全く解決の見通しはたってないです。。

 

これはかなりヤバイ状況ですね、いずれ無人島になりそうな勢いの減り方です。ただ日本の田舎もこんな感じで人口統計学の冬どころか厳冬を迎えてますから決して他人事ではないですよね(´⊙ω⊙`)

 

出典はこちらになりますよ。

https://www.nbcnews.com/news/latino/dramatic-decline-young-children-brings-demographic-winter-puerto-rico-n1002951

 

それではまた

Bye( ^∀^)