ルチエンの海外ご当地ニュースですよ

英語 ロシア語 中国語 日本語ができるマルチリンガルのルチエンです。主にロシア語圏、中国語圏、英語圏のご当地ニュースを翻訳・要約して皆様に提供致します。

子供はアメリカ人じゃない?アメリカがますます保守的になってますね(・ω・)

みなさんこんにちは、ルチエンです( ^∀^)

 

本日はアメリカのLGBTQ関連記事になります(・ω・)アメリカは衰えたとはいえ未だ大国、また2015年に同性婚が合法になるなど政治経済文化思想生活面で世界最高水準のはずですよね・・・

 

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自由の国アメリカ。アメリカン・ドリーム( ^∀^)

 

 

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というのは建前です。アメリカ人は一般的に本来超保守的、外国人嫌い、外国語嫌い、アメリカ最高、白人至上主義です。現大統領が人気あるのがその証拠(・ω・)

 

今回ジョージア州でとあるカップルに子供が誕生しました。カップルは二人ともアメリカ国籍保有のアメリカ人です、しかし子供はアメリカ国籍保有を当局に拒否されました!(◎_◎;) 

 

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こちらそのカップルと娘です。左からデレク、ジョナサン、娘のシモーネです。同性婚カップルですね(・ω・)

 

 同性婚はアメリカですでに合法なので二人は法的に正式な「夫婦」です。この夫婦という単語、日本で同性婚が合法になったら問題になりそうですね(・ω・)

 

デレクはミシシッピ州生まれ育ちの典型的なアメリカ人、ジョナサンはロンドン生まれ育ちですが、父親がイギリス人母親がアメリカ人なのでイギリスアメリカの二重国籍です。いずれにしても二人は完全なアメリカ国籍所有のアメリカ人です。

 

デレクとジョナサンは2014年ニューヨークで知り合い2015年に結婚、2017年にジョージア州に引っ越しました。

 

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アメリカで最強に保守的な州でもあるジョージア州です。風と共に去りぬの舞台( ^∀^)

 

 そしてジョナサンのイギリス人の女性の友人が代理母出産に同意してくれました。デレクとジョナサンはイギリスに出国、女性の出産にも立ち会いました。そして生まれたのが娘のシモーネです。遺伝的には代理母の友人とジョナサンの子供ですね(・ω・)

 

晴れて三人家族となったデレクとジョナサンとシモーネ、もちろんシモーネの出生届手続きなどをする必要がありますよね。ただシモーネはイギリス生まれなので、在ロンドンアメリカ大使館に必要書類を取りに行きました。すると・・・

 

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デレクとジョナサンが同性婚カップルと分かってから、大使館職員の態度が激変。ここにはとても書けないような口汚い質問を浴びせまくった挙句、シモーネにアメリカ国籍保有の資格はないと突っぱねました!(◎_◎;)

 

デレクとジョナサンは当然抗議します、ジョージア州で三人で暮らすつもりなのですからなおさらです。しかし大使館職員は応対を拒否( *`ω´)ちなみにジョナサンはイギリス国籍保有者でもあるので、それを通じてシモーネはイギリス国籍は取得できたようですね。

 

現在三人はジョージア州にいますが、シモーネは観光ビザでアメリカに滞在しているということになるようです。そのビザがもうそろそろ切れます、するとアメリカを出国しなければなりません!(◎_◎;)なのでデレクとジョナサンはシモーネへのアメリカ国籍付与を求めて裁判を起こすことにしました。

 

まあこれは明らかに同性愛者に対する偏見、いわゆるヘイトですね。おそらくシモーネへのアメリカ国籍付与は認められるかと思いますが、現在トランプ大統領が移民に対して強烈な圧迫をかけてますから、マイノリティーであるLGBTQの人々に対しても風当たりは強くなるでしょうね(・ω・)移民問題は当ブログでもよく取り上げてますが、以降も適宜取り上げますね。

 

出典はこちらになります。https://www.nbcnews.com/feature/nbc-out/gay-couple-sues-over-u-s-refusal-recognize-child-citizen-n1033551

 

以上第160回目投稿です。ありがとうございます。

 

それではまた

Bye( ^∀^)