ルチエンの海外ご当地ニュースですよ

英語 ロシア語 中国語 日本語ができるマルチリンガルのルチエンです。主にロシア語圏、中国語圏、英語圏のご当地ニュースを翻訳・要約して皆様に提供致します。

台湾系オーストラリア人へのインタビューです(・ω・)

みなさん、こんにちは、ルチエンです(・ω・)

 

台湾とオーストラリアは日本人も好きな国の1つですよね。コロナがおさまったら私も台湾にとりあえず行きたいです(・ω・)

今回の記事ですが、オーストラリアへ移民した台湾人たちへのインタビューになります。インタビュー内容はというと。。。

 

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ズバリ中国と台湾の問題をどう思うかです!(◎_◎;)だいぶ直接的な質問です

 

台湾海峡を挟んで中国と台湾が向かい合っておりますが、中国のとてつもない強大化によって台湾の立場はかなり危うくなっているのが実情です。ちなみに今日も中国船が尖閣にきております( *`ω´)おのれ舐め腐りやがって、いえ断固抗議せねばなりませんね( *`ω´)

 

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一人目がこちらジョー・ワンです。

1996年に勃発した第三次台湾海峡危機によって中国は台湾にミサイルを打ち込んでます。これにブチ切れたアメリカが世界最強の空母を台湾海峡に投入し、中国は尻尾を巻いて逃げました。まあこの時は中国の経済力は、日本の足元にも及ばないくらい弱かったですしね。

 

この時ジョーの両親は、幼いジョーを連れて台湾を離れオーストラリアへ移民することを決意したそうです。自分探しの旅で気軽に海外に行ける日本人は幸せです(・ω・)本来移民というのは、動乱の祖国に永遠の別れを告げて安住の地へ向かい旅立つことです、あっ表現が大げさでした(・ω・)

 

そんなジョーですが、台湾人コミュニティーの中でも台湾海峡問題を議論することはまずないらしいです。この緊張関係は今に始まったことではないし、ずっと続いているからもう慣れちゃったね、いや台湾に関心がないわけじゃないよ、と今時の若者らしいゆるい回答です(・ω・)

 

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二人目はこちら、ロイヤルメルボルン工科大学教授のウィリアム・リンです。メルボルン台湾コミュニティーのトップらしいです

 

ウィリアムはなかなか保守的な意見を持ってます。中国の軍事的脅威は今日も続いているが、台湾は座して死を待つわけにはいかないと述べております。

 

ウィリアムの周りでは、中国が経済成長して投資も盛んになってきた頃は平和的統一もありうるかもしれない、と楽観的な意見もあったみたいです。特に最近の香港への弾圧によって、台湾コミュニティーの中国への考えも完全に変わったようですね。まああの弾圧はひどい( ̄^ ̄)

 

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三人目はこちら、マッコリー大学研究員のグオ・メイフェンです

台湾は現状では民主主義を保っているが、国際連合に国家として承認されていない以上軍事力を強化すべきだと述べております。日本も金に目が眩んで中国を国家承認し台湾を国家として承認してないですね(¬_¬)

メイフェンが言うには、もし中国が台湾に侵攻すれば、オーストラリア系台湾人は確実に台湾を支援するようオーストラリア政府に要求するだろうとのことです。しかしその最悪の事態をオーストラリア系台湾人はまだ想定できていないとも述べてます。

 

以上インタビューになります。正直台湾単独では中国に絶対勝てません、はい絶対に勝てないです。中国の軍事力はアメリカ、ロシアに次いで世界三位かつ常任理事国で核兵器保有国です。なので相当危うい状況なのはまちがいないですね( ̄^ ̄)もしアメリカが弱腰になって台湾を支援しなかったら即ゲームオーバーになります。じゃあ日本が台湾を支援するか、となりますがこうなれば確実に中国と戦争になります!(◎_◎;)ちなみに日本の軍事力は世界第五位です。ただし核兵器はないですが。

 

いやこれはかなり厳しい状況ですね。今後も要注意すべき事案になります。

出典はこちらになります。オーストラリアのニュースサイトですが中国語簡体字ニュースになります。

www.abc.net.au

 

 以上第272回目投稿になります。ありがとうございました。

皆さん感染予防を!(◎_◎;)