皆さんこんにちは、ルチエンです( ^∀^)
さて本日はカナダからの記事になります。まず皆さんユーゴスラビア紛争をご存知でしょうか(・ω・)?ユーゴスラビア=南スラブ人の土地という意味で、かつてバルカン半島に存在した国ですね。
まだ冷戦時代はなんとか平穏を保ってたのですが、ソ連崩壊と共に各民族が独立を主張、そして積年の恨みも爆発し1991年ユーゴスラビア紛争という血まみれの内戦に突入します!(◎_◎;)
1998年コソボの武装勢力が独立紛争を開始します。いわゆるコソボ紛争です。実はコソボはこの時セルビアの一部でした。ただしセルビア人はスラブ系民族で正教を信仰、コソボはアルバニア人主体でイスラム教を信仰と長年対立していました。ユーゴスラビア紛争をきっかけに、コソボも独立紛争を開始したんですね。そして武力で勝るセルビアが多数のアルバニア人を虐殺します。連日連夜の凄まじい虐殺、神はいないのか。。。
そして北大西洋条約機構(NATO)がアルバニア人武装勢力を支持し軍事介入します。なお、この時同じスラブ人国家で正教を信仰するロシアはセルビアを支持しNATOに反発、しかしこの時のロシアはまだ今ほど強くなかったので引き下がりました。
ちなみにこの時の屈辱をロシアは忘れませんでした。クリミア編入の際に、欧米諸国はセルビアからのコソボ独立は認めるのにクリミアの独立とロシア編入を認めないのはおかしいと皮肉を言ってます(・ω・)
そんな大国のエゴと内戦によって難民となってしまった多数のアルバニア人の子供たちの多くがカナダのノバスコシア州へ渡って行きました。
コソボ紛争から20年余り、ノバスコシアへ渡った子供たちは今。。という記事になります。
クストリムはカナダへ来て本当によかったと語ってます。祖国も何もかも失ったがカナダでやり直すことができたと😭現在理容店を経営してますね。
「カナダのことは決して忘れない、とても感謝している。 カナダに残っている家族にはカナダ市民権を取ってもらいたい、そしてセルビアにコソボ独立を認めてもらいたい」と語ってます。
エルボニータは、望郷の念はないがもしコソボに帰国していたらどうなっていただろうと常に考えるようです。。。
このようにかつて祖国を捨てざるを得なかった難民の子供たちは現在それぞれ逞しく生きていますね( ^∀^)
出典はこちらになります。
https://www.cbc.ca/news/canada/nova-scotia/kosovo-refugees-anniversary-greenwood-1.5156189
ちなみに出典の記事を執筆した記者も、コソボからの難民です!(◎_◎;)
以上第134回目投稿です。ありがとうございます。
それではまた
Bye( ^∀^)