ルチエンの海外ご当地ニュースですよ

英語 ロシア語 中国語 日本語ができるマルチリンガルのルチエンです。主にロシア語圏、中国語圏、英語圏のご当地ニュースを翻訳・要約して皆様に提供致します。

まさに現代版「母をたずねて三千里」です。ハンカチとティッシュのご用意を。。。

皆さんこんにちは、ルチエンです(´;Д;`)

 

はい、いきなり泣き顔ですが今回の記事は号泣必至です。ハンカチとティッシュをまずご用意くださいませ(´;Д;`)

 

今回の主役はアイルランド・ダブリンにお住いのアイリーンさん、81歳になります。

 

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地図上でこそ仲良く並ぶイギリスとアイルランド。しかし数百年の永きに渡りイギリスの支配と闘ってきたアイルランドです。幾千幾万のしかばねの山とおびただしいまでの流血が。。。と言っても過言ではありません。

 

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アイルランドの首都・ダブリンの夜景です。スウィフト、ワイルド、ジョイス、ショーなどイギリス文学に不滅の傑作を残した巨匠たちの故郷でもあります。弾圧されたアイルランドからイギリス文学の巨匠が生まれたという皮肉。。(・ω・)

 

ちなみにアイルランドからは英語文学最大の巨匠と言われるジェームズ・ジョイスが輩出されてます。支配されたアイルランドから英語文学最大の巨匠が生まれるとは皮肉です(・ω・)

 

 

 

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アイリーンさんは物心ついた時から孤児院で育ちました。アイリーンさんが生まれた直後には第二次世界大戦勃発と世界は動乱の渦に。。。母に育てられないやむを得ぬ事情があった模様です。母の顔は知らず、同じような境遇の子供たちと共に成長していきました。そして19歳の時に、まだ見ぬ母を見つける決心をします。

 

しかしインターネットもまだない時代です。アイリーンさんが19歳の時と言ったら1957年くらいですね。当然ながら全く母の足取りはつかめず、ただ時間だけがいたずらに過ぎていくばかり。。。

 

しかし最近ついに手がかりが!(◎_◎;) とある系図学者がアイリーンさんに母親はスコットランドにいるかもしれないと告げます。居ても立ってもいられぬアイリーンさんはすぐさまスコットランドに。。。

 

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そしてついに母の家を突き止め再会しました。母親のエリザベスさんはなんと103歳!(◎_◎;) もうすぐ104歳になります。よくぞご無事で。。。

 

二人はついに再会したのでした(;ω;) アイリーンさんいわく、母は最も美しい婦人、She's the most beatiful ladyだと。確かにお美しい、年齢を超越した気高く誇り高い美しさを感じますね。。。。

 

もうすぐ104歳となると、1915年生まれですね。これは激動の時代を駆け抜けましたね。。。!(◎_◎;) 幼少期に第一次世界大戦そしてアイルランド独立戦争、20代で第二次世界大戦に遭遇そして大英帝国の没落。。。。まさに歴史の生き証人です。そしてついに生き別れの娘と再会したとは奇跡!(◎_◎;)

 

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同じく母を探していく有名なアニメ、母をたずねて三千里。イタリアのジェノヴァからアルゼンチンのブエノスアイレスに母をたずねていきます。アイリーンさんは距離では負けますが時間ではもう圧勝です。これギネス記録に載せてもいいんじゃないかと(;ω;)

 

 

皆さんいかがでしたでしょうか?まさに絶対に母に会うという執念が実を結びましたね。ニュースでもなかなか大きく取り上げられているようで。おそらく他にもたくさんの人が号泣してるかと思います。ハンカチティッシュありますか(;ω;)

 

 なお今回はアイルランドのニュースを取り上げましたが、アイルランドも実質英語圏ですので、適宜取り上げたいと思います。その他カナダやオーストラリアやニュージーランド、イギリスもですね。その他ロシア語圏も同様です。ロシア語圏ならラトビアやウクライナはすでに取り上げましたね(・ω・) 中華圏なら台湾はもちろん、香港マカオシンガポールですね( ^∀^)

 

出典はこちらになります。

https://www.bbc.com/news/world-europe-48226686

 

それではまた

Bye( ^∀^)